『茶事』 大寄せ茶会・受付・順番・正客の決め方・座る位置

 茶事は、少人数のあらかじめ決められた客を招待して
 個人が行うお茶会のことです。

 亭主は茶室を花や掛物で飾り、客をもてなします。
 招待客は、5名程度。
 時間は3時間〜5時間程度出行われます。

 昼食として、懐石を振舞ってから茶を 
 という正午の茶事が最も基本的な形ですが、
 趣向によっては、
 朝・夜などの時間帯にも茶事が行われることもあります。

 その他にも、食事をすませた後の時間帯に
 もてなすこともあります。
 そのときは、食事は省略することがあります。
 また、屋外でたてる野点や、
 テーブル・椅子で行われる立礼の茶事もあります。



 個人で行う茶事に対して大寄せ茶会は、
 多数の客を対象にして行うお茶会のことです。

 炭手前・懐石は通常省略され、
 道具の拝見を省略することも多いです。
 時間は1席当たり1時間くらいです。
 複数の茶席を設けて並行してもてなすこともあります。

 
 大寄せ茶会では
 定められた時間内ならいつ行ってもかまいません。

 茶の湯(茶事)では時刻を指定されるので
 定刻より15分か20分前に着いて 
 身支度を調え迎え付けを待ちましょう。

 ただし 
 亭主側は準備ができた印として入口に打ち水をするので
 水が打たれていない場合は早過ぎるとみて 
 入らない方がいいです。

 また 雨水などでそれがはっきりしない時は
 入口の戸がわずかに開いていれば 
 入ってよいという合図ということも
 覚えておきましょう。



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【大寄せ茶会】

 一日に数十人 または 数百人という大勢の客を招く会で
 今日でいう茶会は ほとんどこの大寄せ茶会をさして言います。

 茶会も主催者の席主一人が一席か二席をもつ場合から
 流派の異なった同士の合同茶会として
 同時に七席も八席も釜をかける場合があります。

 今日では大体会費制になっていて 
 特別の場合を除いては 当日券を売ることはありません。


 【受け付け】

 券と引き換えに記章が渡されます。
 席主の希望で芳名簿に記入することもあります。

 荷物は席中に持ち込まれない方がよいので
 コートや手回り品はまとめて風呂敷に包み ここで預けます。

 【順番】

 茶席の大きさによって一回の入席人数が決まっているので
 ならんで順番を待つことになります。
 席札を配る場合もありますが 
 札を持ったまま他の席に入ったりしないように 
 静かに入席を待ちましょう。


 【正客を決める】

 席に入ってから 正客が決まらないために
 時間を浪費することがあります。

 お茶の心得のない人が列の先頭になってしまったら
 入席前に経験者に正客をお願いした方がいいです。

 大寄せ茶会では見知らない人たちが集まるので
 年配の人たちにたのめば大体間違いないでしょう。


 【茶席で座る位置】

 茶席にはほとんどの場合床がついています。

 席の大きさと客の人数によって正客がすわるのは
 床の前か床に最も近いところとなり
 次客は以下それに続いてならぶようにします。

 席のつくりによって 床と点前座が離れている場合があり
 床正座にするかは席主の意向によるので
 入席してから判断しかねる場合は案内の指示に従いましょう。

 茶席に慣れてない人は 三客以下にならぶといいです。